2012年1月1日日曜日

当店取り扱い珈琲豆(2011.11 現在)


ブルーマウンテンNo,1
ジャマイカ東側に連なるブルーマウンテン山脈(2256m)の内側にあたる
“ブルーマウンテンエリア”で栽培されたコーヒーのことを“ブルーマウンテン”と
呼びます。ジャマイカ政府は1953年にこのエリアと他のエリアとの間にはっきり境界線を引くと同時に、それ以外の地域で栽培されたものは品質がブルーマウンテンに匹敵するものでもブルーマウンテンの名を使用してはならないと定めました。その中でも最も品質の良いものが“ブルーマウンテンNo.1”です。
美味しいコーヒーの三つの条件「香り・味・コク」が完璧なまでにバランスの取れた上品な味わいです。「コーヒーの王様」
コロンビアスプレモ
コクと酸味に程よい苦味が加わった重厚な味。
アンデス山脈の3つの支脈付近に広がりその殆どは海抜1200m~2000mの
温暖な地域で栽培されているコロンビアコーヒー。最も一般的なコーヒーの種類はアラビカ種。栽培は基本的に手作業ですべて行われます。
豆の等級分けは"スプレモ"、"エキセルソ"(大きめのサイズで欠陥がなく均一。米国・欧州・日本などに輸出されており非常に高い品質を誇るタイプ)→"コンスーモ"(国内市場向け)→"パシージャ"(低品質のコーヒーで皮の付着など欠陥が見られるもの。コーヒー農園で飲用されている)
スクリーンサイズ17以上の豆が80%以上の最高級品が
"コロンビア・スプレモ"です。鮮やかな色・重厚な味・煎りあがりも大きく美しい。
特に香りとコクが優れています。
キリマンジャロAA
強めの酸味・ほのかな甘味が特長
アフリカ大陸タンザニアにあるアフリカ大陸の最高峰、"キリマンジャロ"(輝ける山、別名"神の家")縦50km、横30kmと東南東方向に楕円形に広がった火山。西からシラ峰、キボ峰、マウェンジェ峰の3つの峰が並んでいる。中央のキボ峰が最高峰(ウフルピーク5895m)は富士山を大きく、かつ平べったくなったような姿をしています。その麓、キリマンジャロ地区で栽培されたキリマンジャロの中でも最高級品なのがキリマンジャロ"AA"です。ストレートコーヒーに最適で豊かな風味・酸味・甘味・苦味のバランスが最高です。大自然が生んだ力強い酸味・コク、そして豊かな香り。
ハワイコナEXF
やや強めの酸味と品の良い苦味持つ、芳醇で滑らかな味の一級品。豊かなコクは情熱的な南国の味を感じさせてくれます。
ジャマイカPW(ブルーマウンテン)
芳醇な香りとクセのない味わい
ジャマイカで生産される高品質なコーヒー生豆は日本人好みのクセのない
バランスの取れたテイスト、挽いた時の豊かな香りも特長です。
トラジャ
ほろ苦さ”と“ほのかに感じる甘味”が美味しさの秘密
コーヒーベルトに位置するインドネシアは数種類のコーヒーがあります。このトラジャもその一つです。17世紀中ごろ、オランダがインドネシアのセベレス島のトラジャでコーヒー栽培を始めたことがトラジャの始まりです。このトラジャはヨーロッパに運ばれ、多くの人の舌をうならせてきました。第二次世界大戦がキッカケで生産中止になりましたが1978年に日本企業によって農園が復活し、現在に至ります。「軽いほろ苦さ」と「ほのかに感じる温かい甘味」が美味しさの秘密です。
当時、ヨーロッパで人気が出たのも納得の味です。
ブラジル#18
酸味・苦味・コクのバランスが良い
南米大陸の47%を占めるコーヒー栽培世界第一位のブラジル。"テラロッシャ"と呼ばれる赤い大地でコーヒー栽培をしています。ブラジルでは収穫したコーヒーの実を広い場所に敷き詰めて天日乾燥させた後にコーヒーの種子(豆)を取り出します。ドライフルーツ同様、天日乾燥によって甘味を層化させ、味の深みを広げます。他の生産国と違い栽培面積が広く、気象条件の差も大きいので味の格付けも(No.2~No.8)は厳しく行われます。
その中でも最高級なものが"ブラジル サントスNo.2 #18"(#18はスクリーンサイズ)です。酸味と苦味のバランスが良く、ストレートはもちろん、他の豆とも相性がいいのでブレンドのベースとしても良く使われます。
マンデリン
別名「東洋のシロップ」は上品な香り
世界第4位の生産量を誇る東インドの島々・・・インドネシア(大小1万7千もの島々からなる群島国家)およそ100年前、コーヒー栽培の大敵であるさび病が木々を襲い、壊滅的な被害を受けましたがそのさび病にも負けず、わずかながら生き残ったアラビカ種をスマトラ島でマンデリン族が中心となって栽培したものが"マンデリン"です。その生産量はインドネシア全体の5%程度の為、希少価値の高いコーヒーとされています。マンデリンはコーヒー特有の酸味が少なく、上品な香りと苦味、そして豊かなコクを堪能できます。深めに焙煎すると酸味を感じることがなく、納得のいく香ばしさを感じさせるコーヒーになります。バターやクリームをたっぷり使ったこってり系のケーキと相性の良い風味のコーヒーです。
モカ
舌触りがなめらかでコーヒー通にも好評
日本人にとって馴染みの深いモカ。名前の由来はかつてアラブ商人達で賑わいをみせたモカ港 
(モッカとも呼ばれていました)現在は砂に埋もれ港としての機能が果たすことが出来なくなり封鎖されました。
モカにはモカ・ハラー(またはモカ・ハラリ)、モカ・シダモ、バニー・マタル.レケなど・・・様々な種類があります。
アフリカ東側に位置する"エチオピア"とアラビア半島にある"イエメン"紅海を挟んだこの二つの国で栽培されています。
味に冴えがあり、すっきりとした酸味、舌触りも滑らかで別名「コーヒーの貴婦人」と呼ばれています。

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