2012年4月14日土曜日

ビアレッティの古いマキネッタ

暖かで穏やかな一日でした
もう4月も半分です
世間ではミサイル問題でざわざわしていました
宮古島トライアスロン参加のお客様もいらっしゃったので
無事開催されそうで一安心と言ったところです がんばってくださいねー

今日はマキネッタのお話です
店主はもっぱら電気式のデロンギEMK2J-Sを使っているのですが
古い直火式のマキネッタを手に入れましたよ
マキネッタもいろいろメーカーや種類があるのですが
その代表的なのがひげ親父で有名なビアレッティの
モカエクスプレスです
1カップ用から、2・3・4・6・9・12・18カップ用まで、
用途ごとにサイズが異なる Moka Expressがあるのは
抽出に必要な適正な蒸気圧を得るためなのです
よく言われているように大は小を兼ねるは直火式マキネッタには
当てはまらないのですね
手に入れたものは20年以上前のものですw
Junior Expressと刻印があります 3カップサイズです


ボイラー底面にmade in italy の刻印
中には1988年の刻印もありました
大事にされてきたマキネッタです
今ではJunior Expressという名前ではなく
Moka Expressというのがビアレッティの一般名称っぽい
ですね 調べてみますw

サーバー部分のメッシュフィルターにもBIALETTIの
刻印がありました  なんとなく嬉しいw
パッキンも劣化など無くまだまだいけそうです
ここも全部ばらして珈琲カスを取り除き
パッキンも煮佛消毒してラバーの状態を最良にします
圧力漏れも無くまだまだ使えそうです
ボイラーの中も20年以上前のものとは思えないくらい
良い状態でした 
中に見える安全弁の下までが水の適量です
イタリアにこだわるなら硬水のほうが美味しいのかもですw
今度 イタリアのミネラルウォーターでも探してみようかな
フィレッテとかサンペレグリノしか知らないけど..
水も少量ですむのでいろいろ試してみたいですねー


メッシュフィルターも詰まりも無く奇麗です
珈琲の粉はマシン用の極細よりやや粗めの細挽のほうが
マキネッタでは珈琲が粉っぽくならなくて良いと思います 
またマシンと違って粉を強くタンピングして詰めてしまうと
圧が高まりすぎて危ないですw
イタリア人の入れ方みてると確かにタンピングなど
していなくてふちの粉を奇麗に指でなぞって
落とすくらいですものね
粉の表面を整えてトントンという感じで程々に...w
上部サーバーも奇麗です ピカピカ!
マキネッタは洗剤など使わないで水洗いで大丈夫です
入れるときは毎回、高温の加熱消毒を行うので
使用後はささっと水洗いでOKです
ただし、水分が残ったままだと酸化して黒ずみが
出てしまいますので(人体に無害とのことですが)
乾燥は大事かもしれません
コーヒーの油膜成分がマキネッタ内部に付着して
香り高い珈琲を抽出してくれます

そもそもマキネッタで入れる珈琲は正式にはモカコーヒーといいます
マシンで入れるエスプレッソと味も違うものなのです
イタリアンコーヒーという中にエスプレッソとモカコーヒーが
あるのです 日本では家庭用エスプレッソという感じで
マキネッタが愛用されているのですね 
それでも濃いーという方はw
お砂糖を少し落としたりミルクを入れたりして飲んでみてください
美味しくいただけると思います
エスプレッソやモカコーヒーをお湯でわってアメリカーノにして
みても美味しいですよ



うちに来た古ーくて貴重なビアレッティのマキネッタも分解 煮沸 洗浄で 美味しい
モカコーヒーを抽出してくれました 以前の持ち主の方も長年使わないでいたので
詳しい人に使って頂いて嬉しいとおっしゃってくれました 大事にしますねー

またそのうちマキネッタ話や入れ方 お豆の事など書く事にしますね

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