40年前?という古いのを手に入れました
レトロで蒸気機関車みたいな素敵なミルです
カリタのモノなので性能的にも定評があり
長年作られているミルです
ずっしり重い(3.5キロ)鋳鉄です
飾ってあったということで何十年も置かれてたそうです
さっそく分解掃除してみます
粉の受け引き出しの刻印も残っていました
最初にハンドル部分のねじを緩めます
支柱には ねじ受けの穴がありここでねじが固定されていますので
ねじは全部まわさなくても緩めるだけでハンドルが取れますよ
どっしり重いハンドルも簡単に外せました
反対側の挽き調整つまみを半時計回りにまわして
外します
(調整ダイヤルは時計回しで細挽き、半時計回りで
粗挽きになります)
調整つまみを外してバネの入った受け側も引き抜きます
これがバネの力でねじ込まれ挽きの調整をしています
調整つまみと受け側の部品と中に入っているバネです
バネをなくさないように..
側面の機関車みたいなプレートは ねじ3本で止まっていますので
プラスドライバーでこれを外します
ねじをなくさないように.....
中のプレートが見えてきました
これは外側のブレード(挽き歯)です
これも引き抜きます
珈琲豆のカスや綿埃みたいなのが
沢山出てきましたw
内側のブレードが見えてきましたので
これも外します 反対側のブレードも引き抜きます
外したシャフト部分と
臼歯のブレードです
平ヤスリで軽く面取りして研いであげると
切れ味?も復活して良くなります
(磨き過ぎに注意)
この4枚の挽き歯とシャフトが中でこういう風に
組まれています
あとは錆び落としをしてアルコール消毒
お湯で洗浄して乾燥させます
実用で使うならシャフト部分などの摩擦部分は
油もサラダ油とか食用の油ですね
オブジェとして限定するならグリスとかでも
いいのでしょうが口に入るものですから
その辺は使用方法で......
豆のカスなども結構たまりやすいのでこまめにメンテをかねてお掃除してあげたほうが
良いですね 豆もカビがでたりカスが味に影響しますから
という訳で大型連休突入も豆屋さんは暇なので ダイヤミルを分解して遊んでいました
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