2019年6月6日木曜日

奄美の豆

 先日 殻付き(パーチメント)のお豆を
なんとかしてもらえないかと持ち込みが
ありました 普通なら断るところですが
なんでも奄美の親戚の方から送られたものだとかで
(自家栽培)どうしたら良いかもわからなくて
困っているということなので.....
コーヒー豆は果実の中の種子なのですが実は
殻(パーチメント)と薄皮(シルバースキン)に
包まれているのでこれを取らないとコーヒー豆になりません
専用の豆の脱穀機もないので一粒づつ手で割って剥がしていく
という地味な気の遠くなるようなw作業が必要なのです
(脱穀機があれば簡単なのですが)
春に収穫されたらしい400gの持ち込みです
以前にインドネシアのコピルアクを脱穀したことが
あるので久々に地味に作業します
持ち込まれたお豆は果肉をとった後、一度乾燥作業を
済ませているようなのでカラカラになった殻を剥がして
いくのですが、殻剥きで爪も痛くなってきました
地味に暇を見てパチパチ割って剥いていきます
大まかに剥けたら細かい殻や薄皮を擦り落として
短時間、水洗いして不良豆など選別して取り除き
すぐに水分を拭き取り乾燥させます
水分計測器など持っていないので手早く天日干しにして
乾燥させて まあこんなもんだろうくらいで.....

400gが脱穀して薄皮も綺麗に剥がして
乾燥させた感じで大体300gになりました
はあ...疲れました
調べてみると奄美ではコーヒ豆生産プロジェクトなどが
あったり、普通のおうちでもコーヒーの木を育てていて
たくさん実がついたりしているようです
興味深いですね

お客様には喜んでいただけましたのでまあ良いことをしたなあと(無料です)
お駄賃に苦労したお豆を焙煎してドリップして飲ませていただきました
もうこういう作業はしませんよw ちょっと興味があったのでね たまたまね
専用の脱穀機は高価なのでお米の精米機などヤフオクで安く出ているので
もしかしたら対応できるかもしれませんね 家庭で味わうなら十分だと思います

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