2021年8月9日月曜日

たまには真面目な年金のお話

オリンピックも終わりコロナの厳しい現実に

目を向ける日々が戻ってきましたが

店主は年金のことで考えるところがありました

今年の7月で還暦を迎えて国民年金の支払いも完了だなあと

感慨にふけっていたのですが、毎年届くねんきん定期便を見て

ふと気がつきました!

満額だと40年間で480ヶ月なのですが店主は全然足りていませんでした

国民年金は現在20歳から60歳未満までの全ての人に加入する義務のある強制保険ですが

20歳以上の学生にも強制加入になったのは1991年4月からでそれ以前に20歳以上で

学生時代を過ごした人(店主も)は強制ではなく任意加入だったのです!

学生時代に年金の任意加入など考えてもいなかったので当然この期間は年金の支払いは

していませんでした(これを任意未加入者と言います)

大学を卒業してからはサラリーマンで厚生年金の支払いで会社まかせでしたから

早期退職するまで滞納はありません 退職後は自営業なので毎年、国民年金を納めて

おりました 老齢年金基金の満額受給額は78万900円(令和3年度)ですが

このままだと店主の場合は毎年7万3210円少なくなります 

そこで60歳からの任意加入制度を利用することにしましたが、加入には条件がありました

60歳以上65歳未満であること、老齢年金の繰り上げ支給を受けていないこと、

保険納付月数が’480ヶ月未満であること、そして厚生年金に加入していないこと

でした 店主は早期退職で自営業なので退職後は厚生年金に加入していませんので

各条件は満たしておりましたので区役所で任意加入制度の手続きをしてきました

尚、60歳まで会社員で60歳以降も嘱託社員や再雇用で厚生年金に加入する場合は

任意加入制度は利用できませんが、代わりに老齢厚生年金の受給額が増やせることに

なるそうですので参考までに.... 


店主の場合は任意加入であと何年か差額分を払い続けると満額にすることが出来ます

65歳からの老齢年金を長く(11年くらい)受給すれば年金増加額が

保険料納付額を上回ることになりそうです


満額にこだわらなくても良いのかもしれませんが何れにしても

長生きして年金を長く受給しなさいと言うことですかね


皆さんも年金特別便のお知らせがきたら確認してみると良いと思います






 

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